セリエAのセブン・シスターズとは?
セリエAのセブンシスターズとは、1990年代中から2000年代初頭に優勝争いを繰り広げた、ユヴェントス、ACミラン、インテルと、ローマ、フィオレンティーナ、ラツィオ、パルマの7つのクラブのことです。
当時世界最高峰のリーグと言われたセリエAは、従来のビックスリーに4つのクラブを加えた7チームがスクデットを争う構図となり、1999/2000シーズンでは上位の7位を独占することとなりました。
セブンシスターズは、ヨーロッパでも躍進を遂げるなど、90年代中盤から2000年程度までビッグクラブとして台頭しました。
しかし、2000年を超えると、フィオレンティーナは親会社が破綻し、クラブは4部リーグまで強制降格するなど、ビッグスリーを除く4クラブは経営状況が大きく悪化していくことととなり、一時期は低迷していた中堅クラブがセリエAに舞い戻り、3階立て構造の復活の兆しが見え始めたなか、カルチョスキャンダルが発生しました。
なお、現代では、ナポリやアタランタなどをセブン・シスターズとする声があります。