ベンチワークとは?
ベンチワークとは、"bench work"という文字通りベンチでの仕事のことで、主に監督やスタッフによる采配のことです。
選手一人一人の自由度が高く、戦術のカスタマイズが幅広いサッカーにおいては、試合中の選手交代やフォーメーション変更といった采配が、試合結果を大きく左右します。
事前にゲームプランを組んでいても、その通りにゲームが進むことは多くありません。ある程度は試合に出ている選手で対応できるとしても、
- 相性が悪いマッチアップへの対応(交代など)
- フォーメーションの変更
- 怪我人やレッドカード(退場)が出た時の対応
- 1点差で勝っている時に、もう1点を取りに行くのか守り切るのか
- より攻撃的にいく、守備的にするというような意思表示
- 選手一人一人のモチベーション管理
- 戦術変更
など、采配によって試合の流れが大きく変わり、試合の勝敗を分けることになります。
exciteニュース「トッティと中田を交代…試合を変えた名将たちの勇気ある名采配」(外部リンク)
ベンチメンバーの動きも重要
サッカーでは、監督やスタッフだけでなく、ベンチに座っている選手の動きや空気作りも非常に重要になります。
選手からすれば、試合に出れないのは望ましい状況ではありません。しかし、強いチームの多くが、「サブメンバーを含めたチームとしての一体感」を持つことが多いです。