移籍 育成世代

2種登録選手とは?どういう意味?サッカー用語解説

2023年1月28日

2種登録選手とは?

2種登録選手とは、18歳以下の選手で構成される下部組織(U-18など)に所属しながら、Jリーグの公式戦に出場できる選手のことです。

Jリーグの公式戦には、原則第1種(年齢制限がないトップチームやサテライトチーム)に登録された選手に限られています。しかし、第2種(高校生年代の選手)のチームに所属しながら、所定の手続きを経ることでJリーグの公式戦に出場することができるプレーヤーを、2種登録選手と言います。

2種登録選手は、あくまでトップチームの公式戦に試合に出場できるというだけで、トップ昇格が確定したものではありません。有望な選手であることは間違いかと思いますが、トップ昇格する選手から大学サッカーへ進むケースなど様々です。

2種登録の条件

2022年Jリーグの試合実施要項における、出場規約について、下記のように2種登録に関しての記載されています。

第9条〔出場資格〕
(1) 協会への選手登録およびJリーグ登録(Jリーグ規約第 100 条に定める。以下同じ)を完了し、かつ第 12 条の定めに従い提出された「Jリーグメディカルチェック報告書」で試合出場可能と判断された選手でなければ、試合に出場することはできない。
(2) 前項に定める条件に加え、Jクラブの2種チームに所属する選手については、次の各号の条件を満たさなければ、所属するJクラブが参加する試合に出場することはできない。
① 当該2種チームが、協会にクラブ申請されていること
② 選手が 18 歳未満である場合、ドーピング検査実施に関する親権者の同意書が提出されていること

③ 「第2種トップ可」選手としてJリーグ登録されていること
(3) 前2項に定める選手は、前各項に定めるもののほか、本実施要項、Jリーグ規約その他一切の関連規程(協会の規程を含む)に定める全ての要件を充足しなければ試合に出場することはできない

-移籍, 育成世代