サッカーのプレー・テクニック スペインサッカー用語

「ラ・パウザ」とは?どういうプレー?わかりやすいサッカー用語解説!

「ラ・パウザ」とはどういう意味?

ラ・パウザ(pausa)とは、ボールをゆっくり保持しながら状況の変化を待つプレー・概念のことです。

ラ・パウザとはスペイン語で「休止・休憩・中断」を意味し、ゆっくりとボールを持ちながら味方と味方の位置関係を把握したり、味方のオフ・ザ・ボールの動きなどにより、有効な攻撃を作り出すための「時間」を作り出します。

いい位置でボールを受けたとしても、味方のポジショニングが整っていなかったり、マークにつかれた状態では、急いで攻撃をしてもうまく行く可能性はあまり高くありません。ラ・パウザは、ゆっくりドリブルするなどしてボールをコントロールしながら、「攻撃のための状況の変化を待つ時間を作り出す」プレーと言えます。

日本には「パウサがない」という声も

元バルセロナの名手アンドレス・イニエスタ選手がJリーグにきたばかりのころに、「日本のサッカーにはパウサがない」と話していたことことがあるようです。

よく言えばハイテンポで休みがないとも言えるものの、落ち着かせる時間がなく、単調なゲーム展開に見える場面もあるのかもしれません。

-サッカーのプレー・テクニック, スペインサッカー用語