ペルムータとは?どういうプレー?
ペルムータ(permuta)とは、「相手に突破された場合などに、カバーに来てくれた選手の元々のスペースをカバーする」守備のプレーのことです。
アプローチをかけたもののドリブルなどで突破されてしまった場合、相手ボールホルダーを自由にさせないために、近くにいる選手が素早くアプローチして距離を詰め、抜かれた味方をカバーします(カバーリング)。しかし、カバーリングにきた選手が元々いた場所にはスペースが空くことになります。最初に抜かれてしまった選手が、そのスペースを埋めるプレーのことを、ペルムータと言います。
ペルムータを直訳すると「交換」という意味で、基本的にSBとCB、SHとCMTといった横方向の関係性で使用され、チャレンジ&カバーの役割が”交換”することになります。
ペルムータは、「カバーリングのカバーリング」ということもできます。
ペルムータの関連用語
ペルムータに関係するサッカー用語をご紹介していきます。
コベルトゥーラ
スペインサッカー用語では、カバーリングのことを「コベルトゥーラ」と言います。
チャレンジ&カバー
「1人がボールを奪いにチャレンジ、もう1人がそのチャレンジ選手をカバーする」という守備の基本的な動きをチャレンジ&カバーといいます。
サンド
ペルムータはカバーリングに来た選手のスペースを埋めるのに対し、プレスバックすることなどにより「相手を挟む」ことをサンドと言います。