コンバートとは?
コンバート(convert)とは、「転向」を意味し、サッカーにおいてメインとなるポジションを変更することです。
コンバートとなる経緯として、
- 指導者がその選手の適正ポジションを見抜いてコンバートするケース
- 負傷といったチーム事情で務めた結果活躍し、コンバートされるケース
などがあります。SBがポジションを上げてサイドハーフやウィングを務めるケースや、攻撃的MFがDMFを務めるなど近いポジションでのコンバートが多い。しかし、FWがCBとなる場合やその逆など、大きなコンバートのケースまで様々です。
複数なポジションをこなすことができる選手のことを「ユーティリティプレーヤー」と言います。
様々なポジション・役割をこなすことができる選手、及び特性のことを「ポリバレント」と言います。
コンバートの結果大成した選手も多い
コンバートの結果、大成した選手は非常に多いです。
育成世代の途中でコンバートされることは多くありますが、「プロ入り後にポジションをコンバートし大成」するプレーヤーもいます。
- アンドレア・ピルロ選手(OMF→アンカー)
- ガレス・ベイル選手(サイドバック→ウィング)
- ファンデルサール選手(少年時代はFW)
- ファンニステルローイ選手(CMF⇨CF)
- セルヒオ・ラモス選手(SB⇨CB)
- マスケラーノ選手(DMF⇨CB)
- ダビド・アラバ選手(MF⇨SB⇨CB)
- ハーグリーヴス選手(ウィング⇨DMF)
- ベッケンバウアー(FW⇨リベロ)
- 酒井宏樹選手選手(育成世代はFW)
- 井原正巳選手選手(大学時代までFW)
- 松田直樹選手選手(育成世代はFW)
- 福西崇史選手選手(FW⇨DMF)