サッカーのプレー・テクニック

ゴールキーパーの「ファンブル」とは?防ぐには?サッカー用語解説!

ファンブルとは?どういう意味?

ファンブルとは、ゴールキーパーがキャッチングしようとしたボールを落としてしまうことです。

ゴールキーパーが手でボールをコントロールしている間は、相手選手はボールを奪おうとすることができません。そのため、時間を稼ぎいった例外を除ければ「ゴールキーパーがボールをキャッチすること」で、相手の攻撃の流れを切ることができます。しかし、相手のシュートやクロスボールをファンブルをしてしまうと、ゴール前にボールが転がることになるため、致命的なミスの1つといえます。

GKがファンブルする場合やセービングしてゴール前にボールがこぼれることに備え、しっかりつめることが重要となります

サッカー以外でも、野球やアメフトなど様々なスポーツでも似たような意味で使用されます。

6秒ルールとも呼ばれ、ゴールキーパーが手や腕で6秒を超えてコントロールすることはできません。

雨の日などではファンブルが発生しやすい

ファンブルは、ボールやグローブが濡れることで滑りやすくなる雨の日の試合などでは発生しやすくなる傾向があります。

ファンブルを防ぐために「キャッチしない」という判断も重要

ファンブルはゴールキーパーが避けなければならないミスの1つです。他のスポーツに比べ1点の重要度が高いサッカーにおいては、たった1つのミスで試合が決まりかねないのです。そのためゴールキーパーは、キャッチング能力はもちろんのこと、

  • パンチングなどによりボールをゴールから遠ざける
  • 相手にコーナーキックを与えてでもボールを弾き出す

といった「リスクを考慮しキャッチングをしない」という判断力も重要になります。

キャッチングができるのであればするにしたことはありません。しかし、ファンブルしてしまったときのリスクと、自身のキャッチング能力を考慮して判断する必要があります。

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