マニータとは?サッカーではどういう意味?
マニータ(manita)とは、片方のチームが1試合で5得点を決めることです。「5-0」のスコアを示していることもあります。
マニータは、スペイン語で「片手・小さな手・小さい子供の手」を意味しており、手を広げた時の指5本から由来しています。スポーツの中でも1点の重みがあるサッカーでは、1試合に片方のチームが5得点を取るようなケースはあまり多くありません。基本的にはマニータを達成したチームが圧勝したことを示しています。
ドッピエッタやハットトリックのように、一人の選手が5得点を決めることを示すわけではありません。
5-0のスコアのことをネットスラングで「夢のスコア・夢スコ」と言われることもあります
有名なマニータ(manita)達成試合
サッカーでは過去に多くのマニータが起きています。今回はその中でも有名な5得点の試合をご紹介します。
11年:バルセロナ 5-0 Rマドリード
Rマドリードは名称モウリーニョの初クラシコで惨敗。なお、上位1位2位の天王山。
14年W杯:オランダ 5-1 スペイン
オランダが前回王者スペインを粉砕
15年:バイエルン 5-1 ヴォルフスブルグ
ポーランド代表レヴァンドフスキ選手が、ブンデスリーガにて「一人で9分間で5得点」という最速記録を達成
18年W杯:ロシア 5-0 サウジアラビア
ロシアW杯開幕戦で開催国ロシアが圧勝
18年:バルセロナ 5-1 Rマドリード
またしてもクラシコでのマニータ達成。
98年W杯 オランダ 5-0 韓国
なお、この試合が「夢のスコア(夢スコ)」の起源と言われています。