スコア・試合結果 ネットスラング

「炭鉱スコア」とは?起源となった試合の展開は?サッカー用語解説

2022年8月18日

炭鉱スコアとは?

炭鉱スコア(たんこうスコア)とは、サッカーで7-0の試合結果となること、そのネットスラングです。

サッカーにおいて7得点&クリーンシートという一方的かつ大差となることは珍しいため、炭鉱スコアが発生すると大きな話題となります。

炭鉱スコアの由来

炭鉱スコアは、2010年FIFAW杯南アフリカ大会「北朝鮮対ポルトガル」の試合結果が、7-0でポルトガルの勝利になった際にネットで生まれました。

1966年大会以降44年ぶりのW杯出場となった北朝鮮は、初戦のブラジル戦を2-1と善戦しているなか、「負ければグループリーグ敗退決定」ということもあり、前半には攻撃のチャンスも作ります。しかし、前半こそ1-0であったものの、後半に立て続けに6失点する一方的な展開となり、2連敗でグループリーグ敗退が決定してしまいました。北朝鮮はサッカーが非常に人気であることもあり、この一方的な試合展開が、代表選手たちが炭鉱送りとなり重労働の罰を受けるのではと危惧されたことに由来しています。

実際北朝鮮以外の国で、過去にはオウンゴールを献上した選手が射殺(エスコバルの悲劇)されたり、活躍をしなかった選手が鞭打ちなどの懲罰を受けたという例もあるため、本当に心配する声もありました。

サッカーの大量得点関連用語

炭鉱スコアと同様、下記のようなものが得点差のついた試合として挙げられます。

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