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完全移籍とは?どういう意味?サッカー用語解説!

完全移籍とは?

完全移籍(かんぜんいせき)とは、選手が以前に所属していたクラブから他のチームに、保有権ごと移籍することです。

サッカーでは、保有権を元々所属していたクラブに残し、定めた契約した期間のみ他のチームに在籍する「期限付き移籍」など、独特の移籍形態が存在します。この期限付き移籍と比較する意味を含め、完全移籍をいう言葉も利用されています。

完全移籍には、

  • 元々のチームと選手に、契約期間がまだ残っている場合
  • 前の所属していたクラブとの契約が残っていない場合、無所属の場合

の2つのパターンが考えられます。①の契約期間が残っている場合には、その契約を破ることになるため、移籍先のチームが移籍元のチームに、違約金として「移籍金」を支払います。

②である場合、どことも契約を結んでいない状態になるため、移籍先のチームに移籍金の支払いは生じません。これを「フリー移籍」「0円移籍」と言います。

南米などでは、保有権制度によって、契約が満了しても選手が自由に移籍できるとは限りません。

買取オプション

レンタル移籍(期限付き移籍)の際に決めた移籍金を支払うことで、その期限付き移籍を完全移籍にすることができるという契約のことを、買取オプションと言います。

この買取オプションが設定されていなくとも、結果的にレンタル移籍が完全移籍となるケースもあります。

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