レジスタとは?サッカー用語解説
レジスタ(regista)とは、イタリア語で”指揮者・演出家”という意味で、サッカーではゲームメイクを担い、試合全体をコントロールする選手のことです。
レジスタが起点となり、攻守共にチームの指揮を執ります。
レジスタはあくまで選手の特性であり、ポジションを示す言葉ではありません。しかし、主にアンカーやボランチ、CMFの選手が担うことが一般的です。
レジスタに求められる能力
レジスタは「演出家」の意味通り、ゲーム全体をコントロールするため、高いテクニック・戦術眼・フィジカルを必要とします。
- ピッチ全体を把握する広い視野
- 長短のパスを正確にこなすパス精度
- 相手のプレスをかわす能力(相手は起点となるレジスタを潰しにくることが多いため)
- 高いビルドアップ能力
- ラ・パウサ(休止)といったタイミングやゲームコントロール能力
- 戦術眼・予測能力
一昔前レジスタは「高いテクニック」が何より重視されていましたが、現在ではプレースピードの高速化、各選手に求められる守備タスクが増加したことにより、攻守ともに様々な能力を求められています。