サッカー用語集

スルーパスとは?よくわかるサッカー用語解説

2021年11月14日

スルーパスとは

スルーパスとは、相手ディフェンスラインの裏側のスペースへ出すパスのことです。

本来の意味合いからすると、相手プレーヤーと相手プレーヤーの間を抜けるパスという意味ですが、一般的に裏のスペースをついてつながればチャンスとなるようなパスを示すことが多いです。スルーパスが成功すればゴールキーパーと1対1、相手の守備陣系が整っていない状態でのクロスなど大きな得点チャンスとなる可能性があります。

スルーパスには、

  • パスを出すタイミング
  • パススピード
  • 視野や判断力
  • 動き出しやスピード
  • マークを外す動き

といったパスの出し手、受け手それぞれのプレーと、高い連携が必要となります。

これらが少しでもかけていると簡単に相手ボールとなってしまったり、オフサイドとなってしまいます。

スルーパスは和製英語

ちなみに、スルーパスは和製英語です。英語では"penetrating pass"や"through ball"と表現します。

サッカー用語には「パスカット」や「ロスタイム」など、日本でのみ使用されている和製英語が多く存在します。

一人スルーパス

まるで自分にスルーパスを出しているようなことから、相手ディフェンスライン裏のスペースへ大きくボールを蹴り出し、そのボールに自分が追いつくことで相手を突破するプレーのことを「一人スルーパス」と言います。

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