タッチラインとは?
タッチラインとは、サッカーのフィールドにおける、両側のゴールラインの先端を直角に結ぶ線のことです。
タッチラインからボールが外に出た場合、最後にボールに触れた選手の相手チームのスローインで試合が再開します。
タッチラインの長さは?
タッチラインは、ゴールラインやハーフウェーラインよりも長くなければならず、90〜120mの間でなければならないと定められています。
国際試合の場合、タッチラインの長さは100〜110mと定められています。
なぜタッチラインというのか?
サッカーでは「サイドライン」とは言わずにタッチラインと呼ばれています。
サイドラインからボールが出た場合、19世紀半ばのサッカーの原型となるフットボールにおいて、19世期半ば、外にでたボールを一番最初に”タッチ”した人がスローインの権利を得るようになっていました。そのため、サイドラインの外側をタッチエリアと呼び、その境界線をタッチラインと呼ぶようになりました。
現在はアウト・オブ・プレーとなる直前にボールを触った選手と逆のチームにスローインです。
空中・地中を問わず完全にボールが出た場合スローインとなる
サッカーにおいては、「ライン上はピッチ内」と考えられ、ボールがタッチラインより外側に出ていたとしても、わずかでもボールがタッチラインに被っていればインプレーとなります。
なお、空中・地中は問わないため、空中でボールがラインより完全に外側にでた時点で、スローインとなります。なお、ボールさえタッチラインからでなければいいため、選手がタッチラインより外側にいても、ボールさえ出てなければインプレーとなります。