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買取オプション・買取オプション付き期限付き移籍とは?サッカー用語解説

2022年12月21日

買取オプション・買取オプション付き期限付き移籍とは?

買取オプションとは、レンタル移籍(期限付き移籍)の際に決めた移籍金を支払うことで、その期限付き移籍を完全移籍にすることができるという契約のことです。

この買取オプションを付けたレンタル移籍のことを「買取オプション付き期限付き移籍」といわれることがあります。

レンタル移籍(期限付き移籍)は、契約期間終了後にその選手は自動的に移籍元のクラブに戻ります。しかし買取オプション付き期限付き移籍の場合、レンタル移籍先のクラブが、買取オプションを行使する(=事前に定めた移籍金を支払う)ことにより、レンタルしていた選手を完全移籍で獲得することができます。

レンタル移籍時に定める項目のため、原則レンタル移籍先のクラブがその買取オプションを行使するか否かを決めることができ、買取オプションを行使しなかった場合、通常通り移籍元のチームへと戻ります。

レンタル移籍先には、「一定金額を支払うことでその選手を完全に獲得できる権利」があり、移籍元クラブは「移籍先が完全移籍を支払う場合、その売却に応じる義務」が生じるといえます。

通常、レンタル移籍には、移籍元、移籍先、選手の3者の合意が必要です。実際に買取オプションが用いられる取引には、幅広いさまざまな条件などがあると考えられます。

事前に買取オプションがなければ完全移籍に移行できないというわけではありません。移籍元、移籍先、選手の合意があれば契約期間の延長や、完全移籍への変更もあり得ます。

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