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ディフレクションとは?どんなプレー?サッカー用語解説!

ディフレクションとは?

ディフレクション(deflection)とは、ボールの方向が選手に当たって変わることです。

ディフレクションは英語で「それること」「ゆがみ」などを意味しており、シュートやクロスなどがディフェンダーや味方選手にあたり方向が変わる際に使用されます。

基本的にサッカーでディフレクションを使用する場合、「意図せずに方向が変わる」ときが多いです。そのため、ボールが溢れる位置などが想定しずらく、すでにボールに向かい飛びついたGKの逆をついたり、危険な位置でこぼれ球となるなど、大きなチャンスとなることがあります。

オフサイドとディフレクションについて

オフサイドの判定となるかどうかに、「ディフレクションなのか、意図的なプレーなのか」が非常に重要となりました。ルールにおいて、

「オフサイドポジションにいる競技者は、相手プレーヤーが意図的にプレーしたボールを受けたとき、意図的なハンドの反則を犯した場合を含め、利益を得ているとはみなされない」

とあります。例えば、スルーパスを相手CBがカットし、そのボールをCBがGKへのバックパスをオフサイドポジションにいた選手が奪った場合などが挙げられます。

2022年7月より、この意図的なプレーとディフレクションとの違いのガイドラインが明確化されました。

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