Q「ボールがディフェンスにあたったパスが通ったらオフサイドになる?」
A「ディフェンスにボールが当たるかどうかではなく、該当するパスがでた瞬間に、オフサイドポジションにいたかかどうかで判断されます。」
ということは、スルーパスが出た瞬間がオンサイド(オフサイドにはならない位置)にいて、そのパスが相手DFに当たった瞬間はオフサイドポジションだとしても、オフサイドにはならないということ?
その通りです。『DFがそのパスをカットしようとしてボールに触れたが、後ろにボールが流れてしまい、裏に抜けていたFWに通った』というケースでも、パスが出た瞬間がオンサイドであれば、オフサイドとなりません。
だからよく裏を抜けるオフ・ザ・ボールのデスマルケなどのコツで「走り抜けること」が重要とも言われるのですね。
オフサイドはDFに当たるかどうかではなく、パスを出した瞬間
少し強引な言い方をすれば、「DFにあたるかどうかは関係ない」のです。なお逆のケースを「戻りオフサイド」といいます。
ちなみに似たようなケースとして、「味方選手のシュートのこぼれ球を詰めた場合」です。以下のような場合は「シュートを打った瞬間に、その選手がオフサイドポジションにいたかどうか」が判断基準となります。
参照:JFA「ルールを知ろう」(外部リンク)