オン・ザ・ボールとは？
オン・ザ・ボール（on the ball）とは、サッカーにおいて自分がボールを保持している状態のことです。
逆に自分がボールを持っていない状態のことを「オフ・ザ・ボール（off the ball）」といいます。
パスやシュートといったキック、トラップやドリブルなど、「ボールを自分の思うようにコントロールする」オン・ザ・ボールの能力は、非常に重要です。
- 1対1のマッチアップが非常に強い
- 優れたシュート精度・シュート力を持っている
- 前線でボールを収めることができる
- 正確なパス精度を持っている
など、優れたサッカー選手の多くが、突出したボールコントロール能力を持っています。
オン・ザ・ボールの時間はそれほど長くない
90分という試合時間の中で、一人の選手がオン・ザ・ボールとなる時間は、たった2〜3分程度しかないと言われています。
圧倒的にボールを持っていない「オフザボール」の時間の方が多いのです。オフザボールは、目立つプレーではないかもしれませんが、重要ものばかりであり、「オフザボールの質の高さ」を武器にするサッカー選手もおり、非常に重要な要素の1つです。
もちろんオフ・ザ・ボールがいかに優れていようと、オン・ザ・ボールのプレーができない選手は評価されません。
インプレーとアウト・オブ・プレー
フィールドの内側にボールがあり、プレーが続行している状態のことを「インプレー」、ボールがタッチラインやゴールラインを完全に割った場合や、ファウルなどによって試合が一時的に試合が中断した状態のことを、アウトオブプレーといいます。
