ポジション・役割・特性

レジスタとは?どういう意味?求められる能力は?サッカー用語解説!

2022年6月17日

レジスタとは?サッカー用語解説

ピルロ選手はACミラン時代レジスタとして才能を開花したと言われます。

レジスタ(regista)とは、イタリア語で”指揮者・演出家”という意味で、サッカーではゲームメイクを担い、試合全体をコントロールする選手のことです。

レジスタが起点となり、攻守共にチームの指揮を執ります。

レジスタはあくまで選手の特性であり、ポジションを示す言葉ではありません。しかし、主にアンカーやボランチ、CMFの選手が担うことが一般的です。

レジスタに求められる能力

レジスタは「演出家」の意味通り、ゲーム全体をコントロールするため、高いテクニック・戦術眼・フィジカルを必要とします。

  • ピッチ全体を把握する広い視野
  • 長短のパスを正確にこなすパス精度
  • 相手のプレスをかわす能力(相手は起点となるレジスタを潰しにくることが多いため)
  • 高いビルドアップ能力
  • ラ・パウサ(休止)といったタイミングやゲームコントロール能力
  • 戦術眼・予測能力

一昔前レジスタは「高いテクニック」が何より重視されていましたが、現在ではプレースピードの高速化、各選手に求められる守備タスクが増加したことにより、攻守ともに様々な能力を求められています。

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