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【徹底図解】くさびとは?よくわかるサッカー用語解説!

2021年11月24日

くさびとは?

くさびの図解
くさびのパスを出すことで攻撃の起点となる

くさび(楔)とは、前線にいるFWの選手などにポストプレーをさせるために出す縦パスのことです。

くさびのパスは基本的にはグラウンダーとなります。くさびをパスを出すことで、ボールを受けるポストプレーヤーが相手DFを背負いつつボールをコントロールし、攻撃の起点となります。このパスに対して相手DFは対応しなければならないため、マークやポジションのずれが発生する可能性もあります。

くさびは「攻撃のスイッチを入れる」パスの役割もあります。

くさびの受け手に求められる能力

くさびの受け手は、基本的にはマークが付いている状態でボールを受けることになり、フリーでボールをもらうことはほぼありません。そのため相手ディフェンダーのプレッシャーや、プレスバックを受けながらもボールをコントロール必要があり、高い技術やボディコントロール・フィジカルが必要となります。

くさび(楔)の由来

もともとくさび(楔)とは、工事で使われる工具で、モノとモノの隙間に打ち込むことで固定したり、ものを割ったりする道具のことです。「DFとDFの間に入り込むことで守備陣形を割るパス」であることから、くさびといわれるようになったと言われます。

くさびをレイオフで捌くことも

レイオフとは、縦パス楔(くさび)のパスを受けた選手が、サポートに来た3人目の選手にワンタッチやツータッチで落としのパスを入れることです。

ポストプレーでレイオフを行うことでボールを受ける3人目の選手は前を向いてプレーすることができます。

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