厳しいディフェンス

サッカー用語集

「プレッシャー(プレス)」とは?よくわかるサッカー用語解説

2021年4月29日

プレッシャーとは

プレッシャーとは、ディフェンス時に使用される言葉で、相手選手やボールフォルダーに対してプレス・チェックをすることで圧力をかけ、自由にプレーをさせないようにすること・ボールを奪いに行くことです。

「プレッシャーをかける」と使われることが多いです。サッカーにおいて自由にボールを扱われた場合、1本のスルーパスやシュートにより致命的なピンチとなってしまうこともあります。そうさせないためにも、状況に応じて適切にプレッシャーをかけることが必要になります。

また、「ただ追いかければいい」というわけではありません。状況や戦術に応じて、様々なプレッシャーの掛け方が存在します。

ディレイ

ディレイとは、相手の攻撃を遅らせるディフェンス対応のことです。

プレスバックとは

プレスバックとは、自分よりも自陣ゴールに近い位置にいる相手ボールホルダーに対し、自陣へ戻りながらプレッシャーをかけることです。ボールを奪いにいく「プレス(press)」と、戻ることを意味する「バック(back)」が合わさった造語となり、前線の選手や中盤の選手などが守備に戻ってきて挟むシーンなどで使用されます。

ハイプレス

ハイプレスとは、相手がボールを持っている時、前線から積極的にプレッシャーをかけてボールを奪いに行く守備戦術のことです。

サンド

サンドとは、対人している相手ボールホルダーに対し、2人以上の選手でが「挟む」ようにプレスかけることです。サイドでのマッチアップ時、FWにクサビが入った際などに行う守備対応の1つです

チェイシング(チェイス)

チェイシングとは、チェイスとも言われ、サッカーにおいてボールを相手のボールホルダーを積極的に追いかけることです。特にFWがボール回しを行うDFに対してプレッシャーをかけることにおいて使用されます。

カバーシャドウ

カバーシャドウとは、パスコースにポジショニングすることで、相手プレーヤーの選択肢を減らす守備の仕方のことです。相手ボールホルダーに対しパスの選択肢を背中で切ることでパスコースを限定し、ハメパスを出させるなど、ボールを自分たちがボールを奪う位置まで誘導します。

リトリート

ハイプレスとは逆に深い位置には厳しくプレスに行かず、自陣でブロックを作って守る守備戦術を「リトリート」と言います。

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