パスコースとは?
パスコースとは、パスが通すことができる軌道をイメージした線のことです。ボールホルダーの選手がいくつパスコースを持つことができるかにより、チームとしての選択肢が広がることになります。パスコースは、ボールホルダーの視野の広さや判断力・戦術眼・ボールを扱う技術のほか、オフ・座・ボールの味方の動き、相手ディフェンスの動きにより常に変動します。
「パスコースを切る」とは?
また、ディフェンス側のチームが、相手ボールホルダーのパスコースにポジショニングすることなどにより、パスコースを遮断することを「パスコースを切る」「カバーシャドウ」などといいます。1つのパスコースを切ることで、相手プレーヤーが持つ選択肢を狭めて、ボール奪取をチームとして狙います。特にFWにより相手DFへのチェイシングの際には、パスコースを切る方向や、プレッシャーをかけ始める位置などが約束事として決められた上で行われることが多いです。