サッカーのルールについて

ロールバックとは?どれくらいまでOK?よくわかるサッカー用語解説!

ロールバックとは?

ロールバックとは「巻き戻し」を意味し、アドバンテージを適用したものの、予期したチャンスが実現しなかった場合に、アドバンテージを取り消し、ファウルが発生した箇所で試合を再開することです。

ファウルが発生したものの、ファウルを受けたチームが有利・好都合な局面であるときに、主審が試合を止めずにプレーを継続するアドバンテージを採用したものの、「主審が思ったよりも攻撃のチャンスとならない」場面も存在します。それではせっかくプレーを流した意味がなくなってしまいます。そのため、アドバンテージを取り消して、元のファウルがあった時点まで巻き戻し(=ロールバック)、直接FKなどにより試合を再開することが認められています。

一般にロールバックを行う場合には、アドバンテージ後原則数秒以内に実施します。「結果的にチャンスとなったか・またはなる可能性が十分にあったか」が重要なため、その攻撃でフィニッシュまでいったあとや、明らかにアドバンテージを適用されたチームのミスでチャンスが潰れた場合、時間が経過したあとにロールバックするケースは少ないです。

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