カットインとは?
カットインとは、サイドから内側へと切り込んでいくドリブルで切り込んでいくことです。
サイドでボールを持っている際にドリブルで抜く場合、「縦に抜く」か「横に抜く」かがあります。縦に抜く場合ではその分シュートコースが限定されてしまいますが、カットインによってゴールに近づいていくことで、シュートコースも広がるほか、ラストパスも出せるなど選択肢も広がっていきます。リオネル・メッシ選手のようにカットインを得意とする選手も多く、ウィングといったサイドアタッカーにとって、カットインは必須といっても過言ではない技術となっています。
カットインを生かすために逆足のサイドプレーヤーも増加
カットインは内側に切りこむことになるため、左サイドのプレーヤーがカットインした場合は右側に、右サイドでカットインした場合は左側にボールがあることになります。ひと昔前には「右利きの選手は右サイド、左利きの選手は左サイド」という固定概念すらありましたが、カットインの特徴を生かすため、左利きの右ウィンガーや、右利きの左ウィンガーといった、利き足の逆サイドを得意とする選手も増えてきました。
「デルピエロゾーン」のように、ファーサイドに強力なシュートを打つことができるのも大きなメリットです。