ペナルティエリアの図解

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【図解】ペナルティエリアとは?【わかりやすいサッカー用語解説】

2020年12月17日

ペナルティエリアとは?

ペナルティエリアの図解
ペナルティエリアの図解

ナルティエリアとは、サッカーのフィールドにおける両チームのゴール前にある16.5×40.32の長方形のエリアのことです

左右のゴールポストからタッチライン側に16.5mの位置から、ゴールラインと直角となるように16.5mの直線を引き、その先端を結んだエリアになります。

また、ペナルティエリアのなかに、より小さい長方形であるゴールエリアペナルティキックを蹴るペナルティマークがあるほか、ペナルティアークが隣接して描かれています。ペナルティエリアはゴールに近いためシュートの決定率も高くなりやすく、ファウルとなればペナルティキックとなるため、攻撃側は積極的にペナルティエリアに侵入を試み、守備側はなるべくこのエリアの侵入を防ぎます

また、自陣のペナルティエリアから相手側のペナルティエリアまでをプレーエリアとするような豊富な運動量で攻守に貢献する選手の特性・能力のことを、「ボックストゥボックス」と表現されることもあります。

ペナルティエリア内での反則はペナルティキックになる

ペナルティエリアの中で、ディフェンス側が直接フリーキックとなるファールをしてしまった場合、相手にPK(ペナルティキック)を与えられます。

そのため、ディフェンス側は慎重になりやすいものの、わずかでも隙を与えれば相手にゴールチャンスを与えることになります。そのため、リトリートからロングカウンターを行うような、相手の攻撃を受ける守備重視の戦術を用いていたとしても、このペナルティエリアへの侵入は防ぐように守ります。

一方攻撃側はファウルをもらうことができればPKを獲得できるため、積極的にペナルティエリアへの侵入を狙います。

なお、間接フリーキックとなるファウルがペナルティエリアであった場合にはPKは与えられず、発生した箇所で間接フリーキックで試合が再開されます。

自陣ペナルティエリアの中でゴールキーパーは手を使用できる

この自陣のペナルティエリアの中でのみ、ゴールキーパーがボールを手で扱うことが許されています。

ペナルティエリアの外や、相手陣地のペナルティエリアでゴールキーパーがボールを手で触れた場合、他のフィールドプレーヤーと同様ハンドの反則が取られます。(ドイツ代表GKオリバー・カーンが2001年、コーナーキックを手でゴールを決めて、2枚目のイエローカードを貰って退場した話は有名です。)

また、味方からのバックパスを手で触った場合や、6秒ルールが適用された場合、、ゴールキーパーが手で扱った場所から、相手に関節フリーキックが与えられます。

一般にペナルティエリア外からのシュートをミドルシュートとすることが多い

一般にペナルティエリアより少し外側で放たれたシュートのことを「ミドルシュート」と呼ばれることが多いです。

さらに遠い距離からのシュートを「ロングシュート」といいます。(あくまでインプレーの中でのシュートで、プレースキックの場合はそう呼ばれません)

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