サッカー戦術解説 システム・フォーメーション

4バックとは?メリットやデメリットは?サッカー戦術・フォーメーション解説!

2022年10月24日

4バック(フォーバック)とは?

4バック(フォーバック)とは、ディフェンスに4名のプレーヤーを配置するサッカーシステム・フォーメーションのことです。

CBを2人、SBを2人配置しているバランスのいいシステムであり、4バックを採用するチームは非常に多いです。攻撃の際にはSBがワイドにポジショニングすることで幅をもち、逆に守備の時にはサイドを埋めることができます。

4バックの代表的なシステムとして、代表的なものとして、「4-4-2」「4-5-1」「4-3-3」「4-2-3-1」というようなものがあります。

同様に、最終ラインが3名のフォーメーションを「3バック(スリーバック)」、4名のフォーメーションを「5バック(ファイブバック)」と言います。

ビルドアップ時と守備でディフェンスの枚数を変えることも

両SBがポジションをあげ、ボランチがCBの間に入る例

近代サッカーでは、ボールを保持しているときと、相手にボールを保持されている時でフォーメーション・システムを変更することも多いです。

代表的なものとして、守備時は4バックなものの、ビルドアップ時にはSBがポジションをアンカーと同じくらいの高さまであがる「偽サイドバック」となり、CBが少しサイドにポジションを広げ、その間にボランチが中央のCBに入るような可変システムも見られます。

4バック(フォーバック)は和製英語

4バック、3バック、5バックという表現は、和製英語であり原則英語圏では使用されません。4バックという言葉を表現する場合、以下のようなものが挙げられます。

  • four at-the-back system
  • four-man defence
  • 4 at the back
  • 4-man backline system

4バック(フォーバック)のメリット

それでは、4バックのメリットについてみていきましょう。

攻守ともにバランスがいい

4バックは、3バックや5バックと比較すると、攻守ともにバランスがいいと言われています。

3バックでは、相手にサイドを狙われることが多いですが、4バックの場合、SBが相手のサイド攻撃に対応することができます。相手が3トップを敷いてきて、ウィンガーが積極的にサイド攻撃を仕掛けてきたとしても、相手WGにはSBがアプローチし、CBがカバーリングしても、中央のCFにもう一人のCBがマークすることができます。

また、5バックは守備に人数を多く割いているため、攻撃参加できる人数が限られています。一方4バックではSBが攻撃参加したり、つるべの動きなどでの対応も可能です。1トップを敷いてきた相手に対しても、1人のCBがマークし、もう1人がカバーリングという関係性を作ることもできます。

もちろん戦術に大きくよりますので、チーム次第です。

サイドバックを生かすことができる

サイドバックは、相手からのプレッシャーが少ないポジションであるほか、「偽SB(サイドバック)」など、非常に戦術において重要なポジションとなっています。

攻撃においては、ウィングやサイドハーフとの連携でサイドの枚数を厚くしたり、フリーな状態でボールを受けることも多くあります。4バックは、近年重要視されている優秀なサイドバックの選手を生かすのに優れたフォーメーションということができます。

逆をいえば、優れたサイドバックが必要なシステムともいえます。

4バック(フォーバック)のデメリット

それでは逆に、4バック(フォーバック)のデメリットについて見てきましょう。

中央にはCB二人しかいない状態である

4バックでは、原則CBが二人しかいません。相手が2トップのフォーメーションであった場合、CB二人が相手FWにマークにつくことになります。状況によってはそのカバーに行く選手がいないことになり、ひとりが抜かれてしまえば大きなピンチとなる可能性があります。

カウンターでSBの裏が狙われることも

4バックの攻撃では、サイドバックの1人がオーバーラップインナーラップなど攻撃参加することとなります。その攻撃参加したSBの裏のスペースを、カウンターなどで狙われてしまうことは多いです。

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