ディフェンシブサードとは?
![ディフェンシブサードの図解](https://tele-saka.com/wp-content/uploads/2020/10/%E3%83%86%E3%82%99%E3%82%A3%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%99%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99%E3%83%BC-_%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9B%E3%82%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99-1-800x509.png)
ディフェンシブサードとは、サッカーのピッチを横に3つに分割した時に、自分のゴールに近いの3分の1のピッチのことです。
バイタルエリアを含むゾーンですので、ディフェンシブサードではしっかりと相手にマークをつかなければなりません。かといって危険な位置でファウルをしてしまえば、フリーキック、あるいはPKと失点になりかねません。ディフェンシブサードでは相手に厳しくプレッシャーをかけつつも、クリーンな守備が求められることになります。
「サードオブザピッチ」の考え方
![サード・オブ・ザ・ピッチの図解](https://tele-saka.com/wp-content/uploads/2020/10/%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%99%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99-_%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9B%E3%82%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%99-1-800x509.png)
ディフェンシブサードのように、ピッチを3つに分ける考え方を「サード・オブ・ザ・ピッチ」といいます。ディフェンシブサードに対して、相手ゴールに最も近い3分の1をアタッキングサード(ファイナルサード)、中間のハーフライン近辺の3分の1をミドルサードと言います。また、自分のチームにおけるディフェンシブサードは、相手チームに取ってはアタッキングサードとなります。
ディフェンシブサードのプレー
![厳しいディフェンス](https://tele-saka.com/wp-content/uploads/2020/10/3696497_s.jpg)
ディフェンシブサードでは「失点をしない」ことが最優先事項になります。ディフェンダーやゴールキーパーからすれば、クリーンシート達成のために、ピンチの際には失点の危険を避けるために、ボールを繋ぐことよりもクリアによりボールを自陣ゴールから遠ざけることを選択されることも多いです。また、自分たちでボールを保持している時においては、リスクを犯すメリットが少なく、セーフティーなプレーが優先されます。
ディフェンシブサードとビルドアップ
ビルドアップ(build up)とは、日本語で”建設”や”組み立て”を意味し、サッカーにおける攻撃の組み立てのことです。
基本的にビルドアップという言葉が使用される場合、保持しているボールをディフェンシブサードなどから、中盤、前線へとパスワークやドリブルを駆使して相手ゴールへ迫る攻撃の組み立て、及びそのプロセスのことを示してします。