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「プレースキック」とは?よくわかるサッカー用語解説!

2021年10月31日

プレースキックとは?

サッカーにおけるプレースキックとは、なんらかの理由により試合が停止した状態から、地面に置かれたボールを蹴ることでプレーを再開することの総称です。

サッカーでプレースキックという言葉が使用される場合、大きなチャンスとなるフリーキックとコーナーキックの2つを指していることが多いですが、置いた(=place)ボールを蹴るもののため、直接FK、間接FK、コーナーキック、ペナルティキック、ゴールキック、キックオフの6つは全てプレースキックに該当されます。

プレースキックの共通点

なお、すべてのプレースキックには、下記のような共通点があります。

  • ボールは静止していなければならない
  • キッカーは一度ボールに触れた場合、他のプレーヤーが触れるまでボールに触れてはならない(そのままドリブルで開始できない)
  • 相手チームの選手はインプレーとなるまで9.15m以上離れなければならない
  • キッカーはゴールキーパーを含む誰でも構わない

プレースキックの5種類

ここでは、サッカーにおけるプレースキックの5つをご紹介します。 上記の共通点以外では、様々な違いがありますので、それぞれ細かいルールも把握しておくようにしましょう。

直接フリーキック

試合中に何かしらのファウルが発生した際に、その反則を受けたチームが、反則を受けた場所からプレースキックを行い、その中でも直接ゴールに決めることが許されるものを直接フリーキックといいます。ペナルティエリアの外でファウルをし続けたり、守備を固めてきたを相手に対し、質の高いプレースキッカーが試合の命運を分けることは多くあります。

間接フリーキック

間接フリーキックとは、試合中に何かしらのファウルが発生した際に、その反則を受けたチームが、反則を受けた場所から2人以上の選手が一度はボールに触れなければゴールにならないプレースキックのことです。

コーナーキック

コーナーキックとは、ディフェンス側の選手が最後にボールを触れて、ゴールとならずに守備側のゴールラインを割ったときに、オフェンス側のコーナーアーク内からのキックによって試合が再開となるルールのことです。オフェンス側の選手が打ったシュートがディフェンスやゴールキーパーに当たってからを外れた場合などに、このコーナーキックから試合は再開します。

ペナルティキック

PK(ペナルティキック)とは、ペナルティエリア内で直接フリーキックに該当するファウルが発生した際に、ファウルを受けたチームに与えられるプレースキックのことです。ゴールから約10.97メートル(12ヤード)離れたペナルティマークにボールを置き、キッカーと相手ゴールキーパーとの1対1の状態で、直接相手ゴールにシュートを打つことができます。

ゴールキック

ゴールキックとは、オフェンスの選手が最後にボールを触れて、ゴールとならずに守備側のゴールラインを割ったときに、ディフェンス側のゴールエリア内からのキックによって試合が再開となるルールのことです。オフェンス側の選手が打ったシュートがを外れた場合などに、このゴールキックから試合は再開します。

キックオフ

キックオフとは、コートの中心であるセンターマークからボールを蹴り出してプレーを開始・再開する方法で、前半と後半を開始するとき(延長戦の前後半を含む)と、ゴールが認められたあとに行われます。

プレースキックのまとめ

サッカーにおけるプレースキックとは、なんらかの理由により試合が停止した状態から、地面に置かれたボールを蹴ることでプレーを再開することの総称

一般にプレースキックという場合、フリーキックやコーナーキックのことを指すことが多い

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